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執筆者の写真三木

ドライヘッドスパニストが解説!気圧の変化による頭痛やめまいなどの体調不良対策10選

少し前の記事の続編です。

ドライヘッドスパ専門店HAZERAN、ハゼラン神戸店の三木です。

気圧の変化による体調不良を軽減するためには、自律神経を整えたり、体調を保つための習慣を取り入れることが大切です。以下にいくつかの対策をご紹介します。


1. 規則正しい生活

原則として、気象の変化に対応するには、第一に自律神経のバランスを整えることが重要です。規則正しい生活リズムを意識して十分な睡眠を取ることで、乱れがちな自律神経のバランスが改善されやすくなります。毎朝決まった時間に起き、寝る前は照明を落としてリラックスしましょう。


2. 血流改善

血行不良は様々な不調を引き起こします。長時間同じ姿勢をしているだけでも血行不良になるので、血行不良にならない方が難しいかもしれません。その分、適度に運動したり、温かい飲み物を飲んだり、入浴したり、施術を受けるなどして、日頃から血行促進を心がける生活を意識する必要があります。


3. 適度な運動

ストレッチやウォーキング、階段の登り下りなど、日常生活に取り入れやすい軽めの運動がお勧めです。運動は自律神経のバランスを整え、血行促進にも繋がります。私も運動不足になりやすい生活なので、毎日地下道を利用することで意識的に階段を上り下りするようにしていますが、健康維持のためには、30分程度の軽い運動が推進されています。


4. 水分補給

気圧の変化で脱水症状が起きやすくなるので、水分補給も大切です。意外と忘れられがちな水分補給ですが、気圧の変動が大きいときは特にしっかり水分補給しましょう。


5. 薬の乱用は控える

気圧変動による頭痛が起きやすい方は、頭痛薬や鎮痛剤を常用しがちですが、医師の監督がない状況で頭痛薬を乱用すると薬物性頭痛の原因となることがあるので、注意が必要です。

薬局で痛み止めが手軽に手に入る時代なこともあり、日常的に服用している方も少なくない印象ですが、本来お薬は医師や薬剤師の指示のもと、容量用法を守って適切に服用しなければならないものです。素人判断による薬物依存はお控えください。


6.応急処置

医師ではないので参考までにお読みいただければと思いますが、気圧の変化による頭痛といっても、血管の膨張が原因なのか、収縮が原因なのかによって、適切な処置は異なります。


・低気圧の影響の他、ホルモンバランスの乱れによって血管が膨張することで引き起こされる頭痛の場合は、冷却療法がお勧めです。

(このタイプの頭痛になりやすい方はアイスノンを冷凍庫に常備しておいて、使用時はタオルなどでくるんで患部を冷やしてみてください)


・高気圧の影響で血管が収縮したことで引き起こされた頭痛なら、温熱療法がお勧めです。

(入浴やホットタオルなど、全身または患部を温めると痛みが和らぐ場合はこのタイプです)


辛い食べ物、カフェイン、チョコレートなどには血管を拡張させる成分が含まれていることがあるようで、偏頭痛など前者の頭痛タイプはこうした食品の影響を受けやすいとされているので、極力避けるようにした方が無難でしょう。


7.偏頭痛予防体操

国内外で名の知れた頭痛専門医の先生が公表されていますので、偏頭痛持ちの方はぜひ一度、「偏頭痛予防体操」で検索してみてください。


8.リラクゼーション

ラベンダーやカモミールなど、交感神経の高ぶりを抑えるアロマは自律神経を整える効果が期待できることから、人気のリラクゼーションアイテムです。

首や目元を温めることも効果的なリラックス方法で、心が乱れるような出来事があったときは、入浴時にシャワーで首の後ろを温めると落ち着くので、ぜひ試してみてください。

リラクゼーションサロン等で日頃から心身を整えておくのも良い習慣です。

そういう意味で、頭の施術がメインとなるドライヘッドスパ専門店には、頭痛予防や気象対策のために来店されるお客様も居らっしゃいます。興味のある方は、是非リフレッシュしにいらしてくださいね♪


9.睡眠改善

良質な睡眠は健康維持に欠かせないものです。

当サロンでは睡眠健康指導士によるカウンセリングも受けられます。


10.まとめ

気圧の変化は避けられませんが、私たちの身体は本来、少々の外部環境には適応できるようになっています。外部環境の影響で強い不調を感じる場合は、自律神経やホルモンバランスに乱れが生じているのかもしれません。不調は心身からの警告サインなので、ご自愛いただければ幸いです。 皆さんが少しでも快適に過ごせますように。

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